私は子供の頃から、あまり夢のない人間でした。

薬剤師を目指した時のエピソード
薬剤師を目指した時のエピソード

私は子供の頃から、あまり夢のない人間でした…

● 43歳 女性の場合
私は子供の頃から、あまり夢のない人間でした。
普通の子供なら、女優さんになりたいとか、幼稚園の先生になりたいとか、パン屋さんをしたいなどと夢を持っているものですが、私には特にありませんでした。
冷めていたのかもしれません。
初めて本気で目指した職業は、薬剤師です。
薬剤師を目指したのには、きっかけがありました。
高校2年の時、酷い頭痛が続き、病院で薬をもらったのですが、その薬で酷い薬疹が出たのです。
顔から足まで全身に赤い湿疹が出て、2週間も学校を休みました。
酷い人は内臓にも湿疹ができ、命を落とす人もいると聞いています。私は入院こそしませんでしたが、口の中にも湿疹が出て、しばらくはものも食べられませんでした。

薬疹は、症状が出始めるのに1〜2週間かかりますので、すぐには薬が合わないことに気が付きません。そんなこともあり、私も10日ほど飲み続けてしまいました。
そのため、治るのにも10日以上かかったわけです。
この一件以来、市販の頭痛薬すら飲むのが怖くなり、薬の成分などに詳しくなりたいと思いました。
それが薬剤師を目指したきっかけです。

親には「私立の薬学部に行かせるような余裕はないので、奨学金で行きなさい」と冷たくあしらわれ、学校の先生には奨学金どころか、あなたが入れる薬学部はないと言われ、あっさりと諦めた夢でしたが、今でも薬剤師は憧れの職業です。

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